株主優待券をどうやって入手するか

航空会社の株主優待券を使ったことはありますか。
ない人であっても、旅行や出張で飛行機に乗る機会があるならば、ぜひ利用を検討してみてください。
とはいえどうやって入手すればよいのでしょうか。

株主になる

株主優待を得たいなら、最も基本的な方法は株主になることです。
そもそもそのためのサービスです。
自社の株式を長期保有してもらうためのインセンティブとして提供しているからです。
株は、誰でも、極端に言えば赤ちゃんでも購入することは可能です。
専用の取引口座を証券会社に開設すればよいだけです。
今ならネット取引もできます。
かつてより敷居は低くなっていますね。
とはいえ1株持っていただけでは優待券を得ることはできません。
ANAの場合には1000株で優待券1枚、JALは100株で優待券1枚です。
またスターフライヤーは100株につき優待券3枚です。
スカイマークは現在上場を取りやめています。
ちなみに2016年5月31日の終値として、ANAは323.9円、JALは3801円、スターフライヤーは2712円でした。
すなわち優待券を得るには、ANAは1000株ですから約32万円、JALは100株なので約38万円、スターフライヤーは同様に約27万円必要です。
株価は当然ですが毎日変動します。
配当金と同様に優待券の枚数や単位も毎年変わることがあります。
したがって常に最新の情報を入手しましょう。
なお優待券は、株式の名義人以外の誰でも使えます。
家族ならまったく問題ありません。
もちろん最近は女性のトレーダーや投資家も増えていますが、父親が株式の名義人であり、妻や子供たちが利用するパターンが一般的でしょうか。

金券ショップから買う

hikouki
優待券が欲しいために株主になる。
ちょっと効率的な方法とは言えません。
つまり上述のように30万円投資して、やっと1枚入手できるにすぎないからです。
ならば別のやり方を考えてみるべきでしょう。
幸いにして家族の範囲を超えて、優待券の売買、譲渡に関して何らの制限はありません。
したがって金券ショップなどにおいて売られていても、それは合法です。
心配することなく有効に使いましょう。
ちなみに2016年5月現在のランキングを見てみると、ANA優待券をショップが買取する金額は1枚3000円前後です。
一方で販売する、一般の人が入手する値段は1枚4000円前後です。
差額は、もちろんショップの利益、手数料です。
とはいえ優待券は、飛行機のチケット自体ではありません。
それがあったからと言って、格安航空券と交換できるわけでもありません。
そのため使い方についてよく知っておきましょう。
すなわち優待券は、普通運賃の半額でチケットを購入する権利を得るものです。
具体的な旅行計画がないなら、転売目的を除いて、手元にあってもあまりメリットはありません。
逆に出張などが多いなら、キャンセルしやすいので有用です。

ネットサイトを利用する

近くに金券を売るショップがなければ、ネットサイトを利用してみましょう。
店舗よりも人件費がかからないため、高値で買取したり、安く売られているケースも稀ではありません。
相場を知る意味でも、先にチェックしてみましょう。
一方でネットオークションという方法もあります。
もちろんサイトによって、季節や有効期限などに応じて値段は変わるでしょう。
オークションなので、需要が増えれば値段も上がります。
いずれにしても仕組みを熟知していないと、有効期限が切れたチケットが送られてきたり、割高で購入してしまう可能性もあります。
慣れない間は、知っている人に尋ねてみることをおすすめします。

株の買い方を工夫してみる

株式の売買は、利益を得ることもありますが、損を出すこともあります。
また利益確定日に合わなければ意味がありません。
とはいえ工夫次第で、株主優待サービスを増やすことも可能です。
例えば最小単位ごとに株式の名義を変えれば、優待券を余計にもらえることがあります。
つまり多くのケースでは、大量の株式を保有するほど、割合として優待券の数は減るからです。
小口株主を増やす企業戦略でもあるのです。
これは損だと思いますか。
思う人は、逆に損しやすい人かもしれません。
すなわち金持ちは小さなことを気にしません。
大量に優待券があっても使いきれません。
それよりは企業に投資する、経営に参画することが重要なのです。
レベルが違いますね。
ちなみに航空会社ではなくHISなどのような旅行会社、代理店の優待券を利用する方法もあります。
意外ではありますが上場していないJTBは、旅行券を販売しています。
それらの利用も検討してみましょう。

優待券は得なのか

根本的な話ですが、優待券は得なのでしょうか。
フライトの時間帯や季節によって早割などのチケットを利用した方が、安くなることはあります。
一方で人気のない割高の路線を優待券で安くする方法もあるでしょう。
使い方次第で、良くも悪くもなるのが、優待券の醍醐味です。

探してみましょう

株主優待券は、株を所有しなくても入手することはできます。
一般的な人であれば、金券ショップなどが便利ですね。
もちろん旅行が好きならば、ANAやJALの株主になるのもおすすめです。